一羽のカモメが行く。

カモメ

ある人が見たら、「カモメが一羽で寂しそうに飛んでいる.. 」と思うだろう。
またある人が見たら、「カモメが何か決意を持って、我が道を進んでいるのだ!」と思うかもしれない。
私はこのカモメが一見、単独飛行しているように思えて、実はそうではない気がした。
たっぷりの光と、”大気”という言葉だけでは収まりきらない何か”良質な存在”に包まれながら、伸び伸びと進んでいるようだった。